厄介な毛穴はそもそもなぜあるのでしょうか。
今回は毛穴のメカニズムやケアについてご紹介します。
毛穴のメカニズムとは?
毛穴の仕組みと毛穴の種類
そもそも毛穴は皮脂を排出して皮脂膜を作り、水分量を調整しながらお肌のうるおいを保つ役割をもっています。
きちんとした役割を持っている毛穴も、日常生活において様々なダメージを受けたり、加齢の影響、間違ったケアなどによりどんどん悪目立ちする毛穴になってしまうのです。
毛穴の種類に沿ってみていきましょう。
■開き毛穴
皮脂分泌が活発になることで毛穴が開いてきてしまい目立つようになります。
加えて乾燥や紫外線の影響でキメが荒くなってくるとさらに毛穴が押し広げられて目立ってしまいます。
■詰まり毛穴
過剰な皮脂分泌の影響で、毛穴に皮脂と古い角質、汚れなどが混ざり合って角栓となり詰まらせてしまいます。
■黒ずみ毛穴
毛穴に詰まった皮脂や角栓が空気に触れて酸化することで黒ずんだり、
角栓に塞がれた毛穴の中で行き場を失くした産毛が詰まって黒くみえてしまう状態です。
■たるみ毛穴
紫外線や加齢によってお肌のハリが弱くなってくると、毛穴が下に引っ張られて縦長に広がって見えてしまう状態になります。
毛穴のNGケア方法とは?
毛穴ケアを念入りに…と思ってしているそのケア方法は正しくできていますか?
実はNGなお手入れだった!とならないよう、おすすめしないNGケア方法を3つご紹介します。
もしあてはまるケアがあったらすぐにやめましょう。
■角栓を指で押し出す
ポツポツと気になる角栓を指や器具を使用して押し出すと、毛穴周りのお肌にダメージを与えてしまい、
さらに毛穴が目立ったり、手についた雑菌で炎症を引き起こす可能性もあります。
■剥がすタイプの毛穴パック
吸着力が強い剥がすタイプの毛穴パックは、剥がすときにお肌に大きな負担をかけてしまいます。
必要な角質も一緒に剥がれてしまったり、ダメージによってターンオーバーが乱れてしまうといったことも考えれられます。
■ゴシゴシと洗顔する
毛穴の汚れを落とそうと一生懸命にゴシゴシ洗ってしまうと、必要な皮脂まで落としてしまい逆に乾燥を招き皮脂分泌が増えてしまいます。
まとめ
毛穴にも実はれっきとした役割があるため、その機能を正しく働かせるためにも毛穴ケアはとても大切です。
毛穴の状態を悪化させないためにもご紹介したNGケアは避けるようにし、正しいスキンケアを日々重ねることで、
少しでも目立たなくなるようにしていきたいですね。
揚げ物やスイーツなど脂質や糖質の多い食べ物の摂りすぎに注意することや、睡眠不足など、
生活習慣にも気を付けながら、目立たない毛穴を目指しましょう!
※画像はイメージです。