お肌を綺麗に仕上げてくれるファンデーションですが、
ファンデーションはお肌に悪そうな気がすると一度は考えたことはありませんか?
今回はファンデーションとお肌についてのお話です。
ファンデーションは本当にお肌に悪いのでしょうか?
2つの疑問に注目
実はファンデーションは肌に悪い気がすると感じている人は、
「そう思う」「ややそう思う」「どちらかというとそう思う」と答えた人を合わせて70%以上いるとのデータがあります。(※①)
それだけ多くの方がファンデーションに対して不安に思っていたりする中で、
今回は特に2つの疑問についてご紹介します。
■ファンデーションは毛穴を埋めてしまう?
毛穴を隠したくてファンデーションを塗るけれど毛穴に詰まってお肌に悪そう…そんなイメージがありますが、
ファンデーションを塗布して1時間経過する頃には毛穴から皮脂がにじみ出しているため、
ファンデーションが毛穴を埋めてしまうということはなさそうです。(※①)
■ファンデーションは肌呼吸ができなくなる?
手にファンデーションを付けビニールをかぶせた状態と、
手にゴム手袋をしてビニール袋をかぶせた状態とで比較した結果、
ゴム手袋をした手のビニール袋は水分で曇ることはなかったようですが、
ファンデーションを塗った手の方にはビニール袋に水分で曇っていたため、
肌呼吸は止まらず行われていると考えられそうです。(※①)
※①参照元:https://domani.shogakukan.co.jp/122015
肌に悪いのは間違った使い方
ファンデーションでお肌が荒れてしまうと感じている方は、ファンデーションそのものではなく、
使い方が適切ではない可能性があります。
以下の3点についてチェックしてみましょう。
■メイク道具が汚れている
スポンジやブラシといったメイク道具が汚れていては、良い成分を含んだファンデーションもお肌にダメージを与えてしまうことがあります。
お肌に直接触れるスポンジやブラシは雑菌が繁殖しやすいためこまめに洗う事が大切です。
またブラシは柔らかい素材のものを選ぶと、摩擦も少なくお肌への負担も軽減することができます。
スポンジの場合には油分を含みやすいので常に清潔なスポンジを使用するようにしましょう。
■しっかりクレンジングで落とせていない
ファンデーションがお肌に残っていると、お肌の皮脂や空気中の汚れを吸着しそれが酸化してしまい、
それがニキビの原因や、色素沈着、シミやくすみの原因となる場合があります。
洗い残しのないようしっかりとメイクを落とすようにしましょう。
■肌質に合わないものを使っている
脂性肌や乾燥肌など人それぞれお肌のタイプがあり、ファンデーションもそれぞれタイプに向けた製品が作られていることが多いですが、
そこが合致していなければお肌にとってもマイナスになってしまうことがあります。
まとめ
ファンデーションはあまり肌によいものではない、と思われることが多いですが毛穴を詰まらせたり肌呼吸を止めてしまうケースはあまりなく、
むしろ近年では成分にもこだわりよりお肌を美しく見せてくれたり、スキンケア効果があるものもあります。
自分のお肌に合ったファンデーション選びをして、今回ご紹介した”間違った使い方”に注意をしながらでメイクを楽しんでくださいね。
※画像はイメージです。