顎にニキビができやすいのはなぜ?

顎のニキビが気になっている人はマスクが原因の可能性もあります。
今回は顎ニキビとマスクの関係についてご紹介します。

顎ニキビとマスクの関係について

顎にニキビが出来やすいのはなぜ?

花粉対策やウイルス対策でマスクがなかなか外せないシーズンとなり、
顎ニキビやお肌の赤みやかゆみなどといった肌トラブルが起きてしまっている方も多いのではないでしょうか。
その原因は主に4点考えられます。

■原因1:摩擦

マスクの付けはずしやズレを直したりする際に肌と繊維がこすれ合うことで、
角層表面が傷ついてしまっているため肌のバリア機能が低下。
お肌が敏感な状態になりちょっとした刺激にも反応してニキビができやすくなってしまいます。

■原因2:蒸れ

マスク内は温度・湿度が高くて蒸れやすく、雑菌やニキビの元であるアクネ菌が繁殖しやすい状態になっています。
皮脂や汗も増えそれをエサにさらに増殖し炎症を引き起こしやすい環境となってしまいます。

■原因3:乾燥

温度・湿度が高いマスク内ではありますが、マスクを外すとこれらが急激に蒸散されてしまうため、
肌も一緒に乾燥した状態になり、バリア機能を弱めてしまうのです。

■原因4:繊維などの刺激

マスク素材にお肌が負けてしまい赤みやかゆみが出るケースも考えられます。
 

マスクが原因の肌荒れを防ぐ方法

マスクによって敏感な状態になり肌荒れを起こしているのであれば、
まずは取り入れやすい予防方法から実践してみましょう。

■刺激の少ない基礎化粧品を使う

お肌に優しい低刺激処方の化粧水や乳液で角層のうるおいを保ち、バリア機能を守りましょう。

■バームを塗る

マスクと触れる部分にワセリンなどのバームを薄く塗ることで肌表面に保護膜をつくり、乾燥や刺激から守りましょう。

■こまめに湿気(汗)を拭く

湿度や温度が高く雑菌が繁殖しやすいマスク内環境をそのままにせず、
汗はこまめに拭き取るようにすることをおすすめします。

■マスクの素材を変える

マスクの素材によっては肌への刺激が軽減されることがあるので、
今使用しているマスクが気になる方は他の素材のマスクに変更してみることをおすすめします。
 

まとめ

顎ニキビができやすいのはマスクもその原因のひとつと考えられます。身を守るためのマスクもお肌にとっては使い方次第で肌荒れを引き起こしてしまいますので、適切な予防対策をしていくことが大切です。マスク着用時は蒸れやすく、そして乾燥しやすい状態であることと摩擦に注意することを意識してくださいね。

※画像はイメージです。