ニキビは進行の度合いによって4つのタイプに分類されます。
初期段階である「白ニキビ」に注目し、原因や対策などについてご紹介します。
白ニキビとは・・・?
白ニキビの特徴や原因について
皮脂の分泌が増えアクネ菌が繁殖すると、皮脂が毛穴を塞ぎ白い状態になります。
この白いふくらみが「白ニキビ」でニキビの初期段階です。
では細かく白ニキビができてしまう原因をみていきましょう。
■おでこや眉間にできる原因
皮脂腺が多く存在する正中線が顔の真ん中を通っているため皮脂分泌が多く、毛穴が詰まりやすい場所になります。
■口周り・唇まわりにできる原因
口周りの皮膚は薄くて乾燥しやすく皮脂分泌が増えやすい場所で、さらに頬杖をつく、無意識に口元を触るといった刺激も原因となります。
■顎にできる原因
顎に手をついたり手で触るといった刺激に加え、複雑な形状のため顔そりによって傷をつけてしまい肌荒れを起こしてしまうことも。
■頬にできる原因
正中線から近いため皮脂分泌が多く、また髪の毛からの刺激や不衛生な枕カバーなども原因のひとつとなります。
■大量発生する原因
ホルモンバランスの変化によって過剰な皮脂分泌や甘い物の過食などが起こる生理前は、大量に発生しやすくなります。
おすすめの白ニキビ対策
自宅でできるセルフケアとして、丁寧な洗顔はもちろんのこと、その力加減にも注意が必要です。
強い刺激は角質に負担をかけ、さらにお肌を乾燥させてしまいます。
そして洗顔後は水分が蒸発しやすいため乾燥も早いです。すぐに化粧水などで保湿することがポイント。
ノンコメドジェニックテスト済みの化粧品ならよりニキビもできにくく安心です。
またホルモンバランスの観点からは、男性ホルモンが優位にあると皮脂分泌が増加し毛穴も詰まりやすくなってしまうため、
エストロゲンと似た働きをする大豆イソフラボンが多く含まれる大豆や豆腐などを積極的に取り入れるのもおすすめです。
まとめ
初期ニキビである白ニキビは、主に皮脂の分泌が原因にあります。
この初期段階で適切なケアをしていれば黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビと状態の進行を防ぐこともできるので、
白ニキビを見つけたら、まだ軽いからと放置せずに、洗顔、スキンケア、紫外線対策、ホルモンバランスとしっかり対策して、ニキビ悩みのないお肌を目指しましょう。
※画像はイメージです。