ニキビケア化粧水の正しい使い方とは?

ニキビができてしまったら薬を塗ったりサプリを飲んだりなど、様々な対処法があると思いますが、
今回はニキビケアの一環として「化粧水」に注目していきます。

ニキビケアするには化粧水選びと使い方が大切!

ニキビケアを意識した化粧水の選び方

ニキビケアとしての化粧水の役割は、お肌の水分補給・保湿と有効成分をお肌に届ける、ということです。
まずはニキビケアにおいて有効とされる成分に着目しながら化粧水選びのポイントをみていきましょう。

■①ニキビに有効な成分も様々

ニキビの炎症を抑え、毛穴の詰りを改善するなど、主な有効成分を3つご紹介します。
・サリチル酸:古い角質を除去することやニキビの原因であるアクネ菌の増殖を抑える働きに期待ができます。
・グリチルリチン酸ジカリウム:炎症の起こった赤ニキビやニキビ跡などといった、炎症に対しての抗炎症作用によって改善に向かいます。
・イソプロピルメチルフェノール:殺菌作用のある成分でアクネ菌を抑えることに有効的。膿んだ状態の黄ニキビにもおすすめです。

■②保湿成分配合の種類

お肌の乾燥は、肌内部が水分不足と認識してしまい皮脂を過剰に分泌してしまうため、しっかりと保湿しておくことはとても重要です。
有効成分ではありませんが、注目する4つ成分をご紹介します。
・グリセリン:水分の蒸発を抑え外側から水分を引き寄せてくれます。
・ヒアルロン酸:高保水力とぷるぷるとした弾力を維持。
・セラミド:肌内部の潤いを逃さない”バリア機能”をきちんと働かせるための成分。
・コラーゲン:ハリと弾力、水分保持力に有効的です。

■③ノンコメドジェニックテスト済みである

ニキビの初期段階である「コメド」ができにくい製品であるかどうかのチェックになるので、この表記があるものを選ぶことをおすすめします。

また、思春期ニキビと大人ニキビはその原因が異なります。
思春期ニキビは皮脂の過剰分泌が主な原因となるので、皮脂分泌の抑制やアクネ菌にアプローチできる成分をふくんだものを、
大人ニキビは様々な要因が複雑に絡んでいるので、まず乾燥しやすい大人の肌はしっかりと保湿をメインに、加えて抗炎症作用があるものなどがよいでしょう。

以上のことを踏まえ、ニキビにお悩み中の方も化粧水からニキビケアをしてみてはいかがでしょうか。
 

化粧水の正しい使い方

ニキビがベタつくなど、保湿スキンケアを控えたりするとお肌が乾燥してニキビができやすくなるのでしっかり化粧水で保湿するようにしてください。
肌内部まで潤いや有効成分を届けるためには、化粧水をつけるタイミングがとても大切です。
洗顔後は潤い成分が失われている状態にあるので、なるべく肌が乾燥しないうちにスキンケアを始めましょう。

だいたい500円玉大程度の量の化粧水を手のひらに軽くのばしたら、顔の内側から外側にむかって全体になじませます。
顔全体にいき渡ったら手のひらで顔を包み込むようにしてプレスし、優しくじっくりと肌になじませていきましょう。
集中的にケアしたい場合は、ニキビケア化粧水をたっぷりとコットンにふくませてパックするのもがおすすめ。
5分程度を目安にしてくださいね。
化粧水でしっかりと保湿ができたら、乳液やクリームでカバーすることも忘れずにしましょう。

まとめ

ニキビが繰り返しできてしまう時は、ニキビに有効的な成分を含んだ化粧水を使用することをおすすめします。ニキビケアとしての化粧水は、お肌の水分補給と有効成分をお肌に届ける、といった役割ももっています。また思春期ニキビと大人ニキビの原因は異なるため、それぞれ適した有効成分であるかのチェックや、ノンコメドジェニックテスト済みであるかも注意して化粧水選びをしてみてください。
また洗顔後は潤い成分が失われている状態にあるので、なるべく肌が乾燥しないうちにスキンケアを始めることが大切。
化粧水を手のひらに軽くのばした顔を包み込むようにしてプレスしながら、優しくじっくりと肌になじませてしっかりと保湿をしてあげてくださいね。

 
※画像はイメージです。