30代後半あたりから、毛穴の開きが気になってくる方も多いのではないでしょうか。
加齢による毛穴の開きは主に「たるみ毛穴」や「開き毛穴」が挙げられます。
鼻の横から頬のあたりにみえる、縦長のしずくのような形をした毛穴がたるみ毛穴、
すり鉢状に開いてしまっているのが開き毛穴です。
開いてしまった毛穴は改善するのはなかなか難しいとも言われていますが、
ケアすることで引き締めたり、これ以上増えないように予防していきたいですよね。
加齢による毛穴の開きも諦めずにケアしましょう!
たるみ毛穴・開き毛穴の原因
たるみ毛穴の原因からまずはおさえておきましょう。
■たるみ毛穴:加齢による真皮の衰えから
お肌の真皮層は、ハリや弾力を生み出している場所になりますが、加齢と共にこの機能も低下していきます。
お肌自体のハリや弾力が弱くなっていて毛穴の周りも緩んでしまっているため、
毛穴もつられて下へたるんでしまいます。
■たるみ毛穴:表情筋の衰えから
表情筋は30種類以上あると言われています。
加齢により自然とこの表情筋が衰えたり、若い頃より喜怒哀楽の変化に乏しくなるなど、表情筋を動かす機会が減ってしまうことで筋力が低下し、お肌がたるんできてしまいます。
■開き毛穴:お肌の乾燥や皮脂の過剰分泌から
加齢とともにお肌のバリア機能が低下してしまうことでそれを回復させようと皮脂が過剰に分泌される傾向になるため、 皮脂が毛穴に詰まりすり鉢状に開いてしまいます。
加齢による毛穴ケアの方法
少しでもたるみ毛穴や開き毛穴が進行しないようにケアしながら、キレイなお肌を目指しましょう!
■洗顔前保湿とクレンジング剤の見直し
スチーマーなど蒸気をお肌にあてることによりメイクを浮き上がらせてクレンジングや洗顔を行うことをおすすめします。
またオイルタイプなどのクレンジングは洗浄力が強すぎるため、クリームタイプなどお肌へのダメージが低いものにしてみてくださいね。
■スキンケアアイテムの成分をチェック!
保湿ケアはとても重要です。
注目していただきたいのがスキンケアアイテムの成分です。
お肌を引き締める成分を含んだ「収れん化粧水」や、
お肌の水分を保つセラミド、ヒアルロン酸を含んだ化粧水などがおすすめです。
そして保湿力を持続させるためにも乳液・クリーム、美容ジェルなども使用するようにしましょう。
■紫外線対策はしっかりと
紫外線対策をしっかりしていないとお肌の奥深くにある真皮層が傷つき、
お肌の潤いやハリを維持するコラーゲンやエラスチンがダメージを受けたるみ毛穴・開き毛穴を進行させてしまいます。
外出時の日焼け止めの塗り直しや、室内にいる日でも塗るなど、しっかりと紫外線対策をすることが大切です。
■表情筋を鍛えて予防する
お顔の運動不足は表情筋の衰えの始まり。お肌がたるまないように表情筋を鍛えることも大切です。
「おいうえおトレーニング」などは簡単に取り入れることができるので是非試してみてください。
例えば、[一文字ごとに大きく口を動かしながら10秒ずつキープ]するものや、
[あ・え・い・う・え・お・あ・お・うー]と発音し、最後の「う」は数秒伸ばす。
などといったトレーニング法がありますので、自分の合った表情筋トレーニングを是非みつけてくださいね。。
まとめ
加齢による開き毛穴、たるみ毛穴は、「真皮の衰え」「表情筋の衰え」「お肌の乾燥や皮脂の過剰分泌」が原因と考えられます。
開いてしまった毛穴を進行させないために、また予防のためにもケアすることが大切です。
・洗顔前保湿とクレンジング剤の見直し
・スキンケアアイテムの成分をチェック
・紫外線対策はしっかりと
・表情筋を鍛える
これらを是非日常生活に取り入れながら諦めずにセルフケアをして美肌を目指していきましょう!
※画像はイメージです。