ニキビは「大人ニキビ」と「思春期ニキビ」と区別されていますが、どのような点が異なるのでしょうか。
大人ニキビに焦点を当てながら具体的に確認してみましょう。
思春期ニキビとは違う!?大人ニキビとはどんなもの?
大人ニキビの原因は…
まず思春期ニキビについて触れておきましょう。
成長期になるとホルモンのバランスが乱れ、皮脂の分泌を過剰になってきます。
正しく排出されなかった皮脂が古い角質などと混ざり毛穴を詰まらせてしまい、
アクネ菌が増殖することでニキビになってしまうのが思春期ニキビです。
では大人ニキビはというと、皮脂の過剰分泌だけではなく様々な要因が複雑に関わり合っていることが多く、
また出来てしまうと治りにくい上、同じところに繰り返しできやすいのも特徴です。
では具体的にどんな原因があるのかみていきます。
■ターンオーバーの乱れ
年齢を重ねるにつれて遅くなる傾向にあり、古い角質が表皮に残って角層がゴワつき毛穴が詰まりやすくなってしまいます。
また早すぎても肌の準備が整っていないため傷みやすく、水分を蓄える力もまだ弱いため乾燥の要因にも。
■乾燥
肌内部の水分が不足するとバリア機能が低下して外部刺激に弱い状態になってしまいます。
■ホルモンバランスの影響
女性ホルモンが影響して生理前後に増えやすくなることも。
■化粧品やメイク
思春期よりも化粧品を使用することも増え、しっかり落とせていなと毛穴詰まりの元に…。
■生活習慣の乱れ など
不規則な食生活、睡眠不足、飲酒や喫煙、ストレスといった生活習慣の乱れはターンオーバーの乱れに繋がります。
ニキビの発生しやすい場所
大人ニキビと思春期ニキビではできやすい場所も異なります。
大人ニキビは主に顎や口周りのUゾーンやフェイスラインに発生しやすく、
思春期ニキビはこめかみや額や鼻にかけてのTゾーンに発生しやすくなります。
まとめ
いかがでしたか?
このように大人ニキビは様々な要素が重なり合いながら発生していると考えられています。
生活習慣に気を付けながらそれぞれのニキビに合った適切なケアを行うことが大切ですね。
※画像はイメージです。